離婚による子供の心の傷
離婚は夫婦のことですが、子供がいる場合、子供は犠牲者になります。
大好きなパパとママが分かれてしまい、どちらかの親としか暮らせません。
家や学校も変わることになるかもしれません。
母親に引き取られた場合、母親が働きに出てしまい、学校から帰ってきても、誰もいない生活になるかもしれません。
学校が変われば、今まで仲良しだったお友達がいません。
新しいお友達がいつできるかもわかりません。
離婚をしたために、子供の生活が一変します。
大人と違って子供は、こういった大きなストレスを、うまく解消できない場合が多いでしょう。
片親による子供のケアが求められますが、仕事や家事の疲れで、自分だけでも疲労がたまっていることでしょう。
そこで、非行にはしる可能性があります。
行政や自治体で、ひとり親へのサポートを相談できる窓口はたくさんあります。
どうか、子供のためにも頼れるところ探して確保しておいてください。
余談ですが、とある母親に引き取られた子供は、ケンカをするとよく家出をしています。
母親は、新しいパートナーができ再婚はせずにいますが、子供としては、さらに大きなストレスになっているようです。
転校や引っ越しを何回か繰り返し、守ってくれるはずの大人に甘えることもできない環境では、子供の心身が安定しません。将来が心配だ、と周りがハラハラ見守っています。
子供の環境は離婚（大人の都合）で大きく変わってしまうので、できれば慎重に、子供の幸せを第一におこなっていただきたいです。